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いますぐFGOを初めて酒呑童子さまを手に入れるべき12の理由

「うち、もっと……もっともっともっと、小僧と……。

 汗まみれになって……
 血まみれになって……

 肉も骨もよう分からんくらいになるまで、
 おもいっきり……」


IMG_6880.jpg  

■FGOをはじめるべき理由
 FGOとはTYPE-MOON、DELiGHTWORKSが送るソーシャルゲームFate/Grand Orderのことである。
 版権キャラ物ソーシャルゲームとしてリリースされながらも、これまでシリーズに縁が無かったユーザーもチラホラと取り込みながら配信中の本作。

 何故いま、FGOを始めるべきなのか?


 それを当記事では列挙していく。

 その理由とはなにか。初心者向けキャンペーンや、お得なイベントでもあるのか?

 そうではない。
 何故なら、酒呑童子(さま)をガチャで引くタイミングが来ているからだ!

 というわけで、酒呑童子(さま)の魅力を紹介していく。

理由1 ロリババア
 ロリババアとは、とてもとても簡単に言うと「見た目が若いが、外見を遥かに超える実年齢と年齢相応の精神性を持った」存在である。
 酒呑童子(さま)の優雅で余裕を持った品のある振る舞い、言動から感じる知性は大変すばらしい。

IMG_6772.jpg ヤバいですよ、この立ち姿。

理由2 毒婦
 そもそも酒呑童子(さま)とは、源頼光ら四天王に退治されたとされる著名な鬼の首魁である。
 FGOでは見目麗しい童女の姿で描かれているが、その人に仇を為す鬼としての姿に狂いはない。
 当然のように物は奪い、人をあやめ、人を愛で、自由気ままに過ごしたという。

 その楽しそうに話す様を指摘されても「そら、そうやろ。鬼やし」と悪びれもなく答えている。
 だがその結果として、酒呑童子(さま)は毒酒を盛られて無力化されたところで首を狩られるという、その力を振るうこともなく討ち取られている。
 そんな無残な死に様でありながらも、その当時を振り返れば思い出すのは、自分の首をはねた青年のやりきれなさそうなその表情。殺されたことには不平を言わずに当然と思っており、終いには「お先にな?」という言葉を言い残して逝ったことが語られる。最期まで人生を愉しみながら死んでいったと評されるその姿勢に一点の迷いもない。

 その死に様は坂田金時という、金太郎という名前で子供にお馴染みのヒーローにすら「いまだに勝てる気がしない」と吐露されるほどだ。

 可憐な姿でありながら、恥じらうわけもなく自分の悪行やその死に様を答える姿が最高にクールな悪役姿ですよ。

理由3 筋を通す任侠者
 悪行については前述した通りだが、けして無法者というわけではない。
 性根から邪悪ではあるものの、からかう相手は本気で好み、義理人情は通す任侠者……と称される。しかも口にしたのは、坂田金時だ。

IMG_6830.jpg

 酒呑童子(さま)の邪悪ではあるが人を引きつけるカリスマは、彼から「色々卑怯」とまで言われるほどだ。からかいながらも莫迦にしているわけではない、敬意を持った芯の通った親分気質。そりゃあ鬼の頭領になろうわけである。

理由4 酒豪
 根っからの酒豪であり、それはイラストでも盃やひょうたんを忘れない姿からも伺いしれる。
 どのくらい酒豪であるかというと、自分の死因になった毒酒に対して「あないにいい酒振る舞われたら、そら呑むわぁ!」といってしまうくらい。美味い酒を呑んだのだからたとえそれが毒だとしても後悔がない辺り、根っからの酒好きであるのが分かる。

 ちなみに戦闘中でも盃を手にしているが、一滴もこぼすことなく敵に攻撃をおこなう。そして戦闘中であろうとも呑む。必殺技とも言える宝具では酒を地面に落とすものの、最終的にはその酒ごと敵をぺろりと呑んでしまう(比喩表現ではない)。

 幼い姿ながら酒豪という倒錯感と敵を一口で食べてしまう妖艶な動作、最高だぞ。

理由5 犯罪的な淫靡さ
IMG_6753.jpg   ヤバい。(※最終再臨イラスト。ネタバレ注意)
 あからさまに露出がヤバい服装なのだが、本人も当然のようにヤバい。
 白昼堂々と酒を呑みながら、一応の主人にあたるプレイヤーに迫ってきたりする。
 というか視線や声、吐息だけで相手を魅了できる魔力を持っている。この魅了効果、相手が英霊であろうがなんだろうが効果を発揮できる。ゲーム内効果では、この魅了が失敗しても確定で防御能力が下がるという始末である。ヤバい。

 ゲーム内では「直接の戦いもとても興奮するだろうけど、無粋な争いは好かないので落とすなら力ずくより色仕掛け」と発言している。
 しょっちゅう「骨を抜いて酒に漬けたい」と発言するが、この骨抜きには物理的に骨を抜くのと精神的に骨抜きにするという二重の意味があるわけだ。ヤバい。エロい。ヤバい。

理由6 有料ガチャのキャラクター
 ガチャを回す度に消えていく預金が酒呑童子(さま)の酒代になるかと思うとガチャボタンをタップする度に幸せを感じる。
 ふつうは1枚で充分なところを私が2枚出るまで粘ったという事実から、その犯罪的な魔性の美の力量は明かだろう。
 5枚引けなかった己の不徳を深く恥じ入る。

理由7 超絶怪力キャラクター
 この華奢な姿、さぞか弱いのではないか……と思いきやその筋力はなんとAランク。
 Aランクの筋力がどのくらいすごいかというと、下記のマッチョメンの筋力を参照すれば一目瞭然だ。

IMG_6885.jpg IMG_6887.jpg IMG_6886.jpg Muscle_strength-d1.jpg


 筋肉の塊とも言える面々でもこの数値である。細腕に秘められた膂力がどれほど強大であるか一発で理解することができるだろう。
 童女の両腕の前には、人間は抵抗することすらできない。圧倒的な暴力感、最高である。

理由8 筋肉青年と童女との組み合わせ
 はい!!!
 ここ重要です、テストにでますよ!!!

 まずこれまで語ってきた坂田金時、なんとその身長190cmオーバー!
 かたや酒呑童子(さま)の身長、なんと145cm!

 さらに坂田金時、ご覧の通り筋肉モリモリモマッチョマンの変態だ。
IMG_6785.jpg 熱いお前が言うな。

 筋肉ダルマの金時と華奢な童女、なら力関係は……。
 なんと酒呑童子(さま)が上である。上である。

 筋肉とは、分かりやすい視覚的な力として描かれる。女性の上位に立つ、支配する存在の側の象徴として、筋肉を盛られた男が利用されるという光景は度々目撃される。

 だがこの場合、その筋肉を相手に主導権を握っているのは酒呑童子(さま)の方なのだ。

 これが非常に重要であり、視覚的な暴力の象徴である筋肉を意に介さない。本来ならば外見的に強者であるはずの金時をその細腕でリードしているのが酒呑童子(さま)なのだ。この倒錯感ある組み合わせが魅力であり、それをおこなえる、おこなっているときの酒呑童子(さま)こそが最高に魅力的な瞬間なのである。

 また、金時は前述したとおり日本では知らぬ者は少ないであろう金太郎その人である。筋力が圧倒的であるのは言うまでもない。現に、筋力だけなら酒呑童子(さま)より僅かに上である。
 で、あるが、それでもなお主導権を握るのが酒呑童子(さま)なのは、その精神性故である。
 金時が文句なしのヒーローであり、頼り甲斐のある存在であるからこそ、彼でも苦手意識を持ってしまう酒呑童子(さま)のすさまじさが見て取れる。
 つまり酒呑童子(さま)とは、筋力や暴力が一級品、例えそれを上回る相手でも余裕が崩れることはなく、対等以上に渡り合うことができる。その圧倒的強者が魅力であり、たとえ敗北したとしてもそれを死の間際まで愉しむ、人生という出来事の酸いも甘いも愉悦として受け入れる器の広さ。その姿に心が惹かれるのだ。

 もしこれが金時が子供の外見であり、酒呑童子(さま)が大人の女性である所謂おねショタの状態であったなら、この魅力は些かニュアンスが変わってしまっていただろう。なにせ肉体的にも成熟しているのは女性側なのだから、そちらが主導権を握っているのは当然である。それでは一見劣りそうに見える側が圧倒的強者である、という魅力が損なわれてしまうのだ。
 現在の形は酒呑童子(さま)の外見を最大限に生かした表現であるといえる。

 さらに言えば金時は酒呑童子(さま)に対して強烈な苦手意識を持っている。
 それも当然で酒呑童子(さま)は金時を酒の肴代わり遊んだことが度々あるのだが、彼女からしては遊びでも金時からすれば気を抜けば殺されてしまう。まさに虎にじゃれつかれる人間だ。このようなことが度々あり、不意打ちで殺してしまった相手であるのだから、苦手になるのも仕方が無い。

 だが、酒呑童子(さま)を卑下するわけではまったくなく、その精神性を評価し一目以上置き、敬意を払っている。その証拠に酒呑童子(さま)の力が他の鬼に利用されているときは、酒呑童子(さま)の被害者代表としてとっちめにいくほどである。

 お互いに敵同士でありながら相手を評価し、強大な化生と英霊であるふたりの関係。その姿や性質の組み合わせ、大変に燃えるものがあるだろう。

理由9~12
 酒呑童子(さま)ピックアップガチャは6月15日水曜日まで!!
 はじめるなら今しかない!!!
 それ以後はガチャから消えて次にいつ引けるかわからないからはやくガチャを引こう!!! な!!!!!


 さらに言えば人気キャラであることが収益にも結びつけば今後のイベントや公式展開でも更なる出番が認可されるという寸法よ……。
 作品への愛情というのは金が大事やら時間が大事やらと話題にあがることはあるが、どちらにせよ金と時間を注いだ人間が一番であることは疑いようがないわけである。
 備えよう。

結論

 酒呑童子(さま)は「悪党でありながら清々しい芯の通った言動を持ち」「強大な力を持ちながらもそれが発揮できず死ぬことにすら後悔がなく」「死の間際すら愉しむ人生への愉悦と賛歌に満ちており」「人を愛し、欲望を許容する広い器を持った」「最高の悪女」である。

 長い間一線で戦ってきたライターの造り出すキャラクターって、簡単に流行りの属性を取り入れるわけではなくより深味のある存在に昇華されているのだなぁ……と痛感する出来事でござった。

 それでは自分は酒呑童子(さま)育成計画を続行するのでこれで。

IMG_6866.jpg  

2016/06/12 05:55 | 雑記COMMENT(0)  

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